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2日目 3月9日
本目 大崎ミノカサゴ宮殿

合 宿2日目1本目は大崎ミノカサゴ宮殿(通称ミノ宮)に行ってきました。ミノカサゴ好きの僕にとっては名前を聞くだけでゾクゾクしてしまいます。このミノカ サゴ宮殿、何が宮殿なのかといいますと、水深30mの海底に、たくさんのミノカサゴが住む根があるのです。この根には何万というスカシテンジクダイとクロ スジスカシテンジクダイ(写真の小さな小魚達)が群れていて、それらを餌としてミノカサゴ達が生きています。普通スカシテンジクダイとクロスジスカシテン ジクダイなどの大量の弱者の上に立つのは大型のハタ類であって、ミノカサゴ達は外からそれらを狙ってやってきてはハタに追い出されてしまいます。つまり普 通はミノカサゴはアウトローなのです。小魚達はその中の何匹かがハタのエサになることで、それと同時にハタに守ってもらうのです。

と ころがこの根は違います!ハタはいません。この根の支配者はミノカサゴなのです!ミノカサゴによる捕食もみられました。よくダイビングをしていると「根」 という言葉を聞きますが、根とは砂地のなかにポツンとある大きな岩で、砂漠でいうとオアシスのようなものです。そこには潮があたるため、多くの魚が餌を求 めて集まるのです。そしてそこは外海との関わりがほとんどないため、特有の生態系が造られます。この根の主はハナミノカサゴ。アカククリの根は文字通りア カククリ。ではマンタスクランブルは?あれはホンソメワケベラの根でしょうか?非常に興味深いですね。
奥の方を覗いてみると、スザクサラサエビが群れていたり、オニダルマオコゼがひっそりと息を潜めていたりして面白い根でした。

IN 10:30, OUT 11:04, Dive T 34min, Max 30.8, Ave 17.4, Temp W 23

ハナミノカサゴ、スカシテンジクダイ、クロスジクカシテンジクダイ、スザクサラサエビ、ガーテンイール、オニダルマオコゼ

by 佐藤友紀

Pictures by Y.SATO