5日目 3月12日
1本目 竹富南ヨスジの根
日に日に寒くなってきましたが、面白い班分けだったので充分楽しめました。ここのポイントは砂地が広がっているところで、合宿最終日でスキルを確認するに はいいところでした。まあそんな心配をするまでもなく皆うまくなっていましたが。砂地で目に付くのはやはりハゼですね。ギンガハゼやハナハゼ、オニハゼと いった魚が迎えてくれました。小さな根ではそこの主のようなゴイシウツボをタテジマキンチャクダイの幼魚がクリーニングしていました。ガイドの中本さんに よると、これは滅多に見られない光景だそうです。他のところではケラマハナダイの群れを見ました。そこのリーダーの動きをしばらく観察していました。後半 中本さんが手に乗せているガンガゼの中にはオドリハゼがいました。しかしオドリハゼよりもガンガゼを持っている中本さんに目が行ってしまいました。持ち方 が良ければ刺されないそうですが凄いですね。他にはアカホシカニダマシやヤドカリを見ました。魚の生態が少しわかって勉強になる一本でした。

by 白砂俊彦

2本目 竹富南ミドルブック

合 宿最後の一本は「竹富南 ミドルブック」というポイントでした。ここのポイントは一面にきれいな砂地が広がっていてちょっと神秘的な感じもして、今までの サンゴいっぱいの海とは違った良さがありました。水深も比較的浅いのでじっくりと時間をかけて潜れるということもあって、この合宿を通じて感じていた、一 匹一匹の魚を細かく見ていくって楽しみ方には正にピッタリなところでした。
魚についてはこの日は前から見たいなーってずっと思ってたアカテンコバンハゼにやっと出会うことができてほんとに幸せでした。ちっちゃくてサンゴの間に隠 れててもう、すべてがかわいいって感じでした。そしてあたり一面のガーデンイール。穴から首をニョキっと出して流れてくる餌をパクパク食べてる姿にはのん びりと癒されました。
そんな感じで春合宿も本体は終わりとなったわけですが、沖縄に来るのはまだ2回目な僕としては、前に来た久米島と今回の石垣では同じ沖縄と言ってもすごい 離れているし、海の様子も全然違うし、やっぱり海って奥が深いし、その隠し持ってるいろんな顔をもっといっぱい見たいなーと思うとともにダイビングの楽し さを再確認と言うか、より一層実感することができた本当にすばらしいものでした。


DiveTime 61min Max12,3m Ave10,1m Temp21℃

by 吉田快平

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