3月7日

1本目 竹富南ミドルブック

水温21度 最大水深12.8m 平均水深9.6m

  初日にテンション下がりまくりの僕らは、「合宿2日目は気張っていこう!」とミーティングで誓っていました。前日のうねりもだいぶ収まり、この日から 合宿本番といった気持ちでした。いざダイビングをしてみると、珍しい魚のオンパレードでした。班によってだいぶ違うとは思いますが、石垣島とIDSの力を 思い知らさた日でした。

  僕の記憶によく残っているのはスカシテンジクダイです。ク ジャクベラのほうがきれいだし、ヤシャハゼは当然みんなのアイドル魚なのですが、僕はこの小さな体と透けて骨の見える肢体が好きです。僕が家で飼っている レモンテトラのマス美にもよく似ていますしね。スケスケ命!

クジャクベラ、コガラシエビ、ヤシャハゼ、オニハゼ、ギンガハゼ、ロクセンスズメダイ、ミスジリュウキュウスズメダイ、フタスジリュウキュウスズメダイ、スカシテンジクダイ、オビイシヨウジ、アカホシカニダマシ、

ニセアカホシカクレエビ、エソの捕食シーン等など

クジャクベラ

2本目 竹富南ヨスジ

水温21度 最大水深13.7m 平均水深11.3m

   このダイビングは僕のダイビングのなかでもかなり印象に残っているダイビングです。初めの2日間ははっきりいってあまりよいダイビング日和ではなかった のですが、これで完全にそれまでの負の力を帯びた精神の暗黒面を吹き飛ばされました。2本目のダイブでは巨大なコウイカの仲間コブシメに遭遇しました。春 の石垣はコブシメがサンゴの隙間に産卵をすることで有名です。僕達が遭遇したコブシメは周りを取り囲まれても微動だにせず、むしろ僕達を観察しているよう でした。同じ班で潜っていた松井なんかは「目をそらしたらコブシメがにげるかもしれんとおもった!!」(後日談)と完全に硬直しており、それを見ているの も面白かった。大きなイカときくと気持ち悪いかもしれないが、コブシメはとっても眠そうな目がかわいく呑気そうにみえる気のよさそうなやつです。足も短く て、だらだらと伸びた所謂イカのイメージとはかけ離れた姿です。

まさにコブシメの一言に尽きる

コブシメ

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