合宿3日目
 
NO.1 :
鹿児島の海
平均水深  :
16.4m     最大水深  : 39m  
 
安全停止

  今回はポイント名鹿児島の海に連れて行ってもらった。このポイントは川本さんが発見したらしく、景色が鹿児島の海っぽかったからそう名付けられたらしい。 今回も塩入さんに連れられて大人数で行った。最初にドロップオフを降りていくのだが、降りる前に下を見たら底が完全に見えて、その日の透明度の良さにびっ くりした。距離にして30m強はあったと思う。またドロップオフの淵にあるカスミチョウチョウウオを横目に見ながら、ゆっくりと降りていった。そして海の 色も大分こくなってきた40m付近で洞窟に入った。穴は結構広く入りやすかったが、底がかなり軽い感じの(粘土質かな)砂で覆われていた。数m入っていく とすごく暗く、前に見えるのが塩入さんの持っているらいとだけだった。さらに数m行くと、僕らのスキルの無さからみんなすんごい勢いで砂を巻き上げ始め た。塩入さんもそのことに気が付き、あわてて引き返すことにした。

 
    その時始めて後ろを見た。めちゃきれいだった。洞窟の入り口(3つある)から濃青の海の光が差し込んでいた。例えて言うなら、イタリアにある青の洞窟の感 じを海の中で実感できるといった感覚だった。その上、後ろの人達が巻き上げた粘土質の砂がゆっくりと煙のようにたちこめてきてそれも幻想的だった。本当に この写真が無いのが残念です。(ちなみに僕としてはこのポイントがトンバラの次に好きです)  
 
NO.2 :
パイナップルバレー
平均水深  :
12.2m
最大水深  :
20.5m  
 

  今回は久しぶりに浅い場所だった。入ったらいきなりコクテンフグのまんまるにふくらんでいるのを見つけた。口がちょっといたずらっ子のような感じでめちゃ かわいかった。泳ぐスピードはめちゃくちゃ遅く、捕まえることもできた。いかにも空気が入っていると言った感じでぷよぷよしてて柔らかかった。本当にこの 写真もないのが残念である。途中でクマノミなど(どこにでもいる)を見ながら、そして崖の間を通りながら、(ごめん、途中ほとんど覚えていない)浅い砂地 をゆっくりと泳いだ。そうするうちにモンダルマカレイがいた。越前で一度はカレイ類を見たいと思っていたが、まさかこんなところでお目にかかれろとは思わ なかった。実際にみても上手に砂地に隠れていたが、やはりばればれであった。引き返していくときに、ウデフリツノザヤウミウシ(通称ぴかちゅうウミウシ) を見せてもらった。黄色が鮮やかで結構喜んでいたが、誰よりも喜んでいた人が塩入さんだった。きくところによるとかなり沖縄ではレアらしい。

クマノミ

合宿4日目

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