海洋講習編(バラス周辺)
 

京 都をでてから2泊してようやく西表に着き、さっそく翌日から潜り始めた。久米の海できれいな海というものを知っているつもりだったが、ポイントに着くと びっくりした。めっちゃきれい。水深は7m位だったが、底一面に広がる珊瑚がきれいに見え、そこにいる魚も見ることができた。最初は水に慣れるという意味 も兼ねてそこでスキンダイビングした。デバスズメダイやハナゴイが群れていたりして、それだけでも十分といったかんじだった。

 
 

20分位スキンしてすぐ、珊瑚の合間にある砂地で海洋講習を行った。新歓の時と比べ水深が深いこともありうねりがあまりなく、講習にはうってつけだった。いつも通りマスククリアから順に行ったが、ウェイト脱着、BC脱着以外は順調にこなしていった。しかしこ のような内容の事を一本目、二本目と繰り返しするにつれ、息をしかっりはいて体のバランスをとるといった技術を身に付けていき、最後の練習日にはみんなだ いたい上手くいっていた。4日目の一本目にテストを行ったが、流れがきつかったにもかかわらずBC脱着も含めみんなうまくいき、晴れて全員ライセンスを取 得できた。

 
  ちなみに、今回の合宿では、宿の近くのビーチに程近いところにユメゴンドウというクジラが5頭ほど迷い込んできた。第一回目の発見から50年間観察されなかったほどの珍しい種らしく、ダイビングが終わるとそこに毎日のようにスキンにいったりした。  
                                    

            

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